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山本和泉の活動に関する情報をまとめています

JAGAT主催『印刷会社向けCanvaセミナー』2講座を担当しました

Canvaを活用した次世代印刷ワークフロー入門、紙デザイナーのためのCanva超活用テクニック

2026年5月、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)様主催のオンラインセミナーで、印刷会社・関連会社の方を対象にしたCanva講座を2回担当しました。

印刷業界向けのCanvaセミナーは、数年前からさまざまな団体や印刷会社さまからご依頼をいただき、継続的に担当しています。毎回たくさんの質問をいただくことから、関心の高さをいつも感じています。

担当した2つの講座

1回目は「Canvaを活用した次世代印刷ワークフロー入門」

Canvaと印刷会社の関係をテーマにした講座です。Canvaの登場によって、お客様自身がデザインを作ることが当たり前になりつつあります。

そのような時代に、Canvaを使うお客様とどう付き合うのか、印刷会社はどの工程で価値を発揮できるのか、CanvaとAdobeをどう使い分けるのか、といった内容を中心にお話ししました。

→ Canvaを活用した次世代印刷ワークフロー入門 | JAGAT

 

Canvaが効く3つの場面  01 共有スピード 「イラレが開けない」「データ重い」問題が消滅。 関係者全員がブラウザでリアルタイム確認。  02 マルチ展開 A4 → A3 / DM / SNS へ、ワンクリックでサイズ展開。 作り直し地獄から解放。 1案件で終わらせず受注を広げるチャンス。  03 ゼロイチが速い 豊富なテンプレートを叩き台に、中1日で複数ラフを量産。 Illustratorでゼロから作るよりアイデア出しを早く。

自社に落とし込んでみましょう  4つの問いに、ちょっと考えてみてください。  ① Canvaを使う工程 (例:提案時のたたき台作成、社内共有など)  ② 新サービス案 (例:Canva入稿チェック、添削サービスなど)  ③ 社内ルール整備 (例:AdobeとCanvaの役割分担の明文化など)  ④ 最初に試す案件 (例:A4キャンペーンチラシの展開提案など)

 

2回目は「紙デザイナーのためのCanva超活用テクニック」

より実践的な内容です。Canvaの基本操作ではなく、提案書づくり・AI機能の活用・クライアントとの共同編集・データ受け渡しの考え方・印刷物として仕上げる際の注意点など、現場で役立つ内容を中心にご紹介しました。

→ 紙デザイナーのためのCanva超活用テクニック | JAGAT

 

デザイナーが今感じている「リアルな課題」  左の枠: ラフ3案に1週間かかる  中央の枠: 終わりの見えない 修正地獄  右の枠: お客様の流出 (クライアントの内製化)

「完全な著作権譲渡」は契約できない  Canva素材の著作権は元の作成者に帰属する  左の枠: Canva  著作権  権利は Canvaや クリエイターに帰属  Canva内の写真・イラスト・テンプレートの著作権は、元の作成者に残ったまま  中央の枠: 制作者  制作したデザインの著作権を 「100%完全に譲渡する」という契約は締結できない  中央から右への矢印上部: 非独占的な利用権  右の枠: クライアント  発注者  クライアントへ渡せるのは 「非独占的な利用権(使用許可)」にとどまる

 

具体的な質問が多く、関心の高さを感じました

どちらの回も20名を超える方にご参加いただきました。

参加者の皆さんからは、とても具体的な質問が多く寄せられました。

「Canvaで作られたデータをどう受け取るべきか」「ライセンスや著作権はどう考えればよいか」「お客様のデータを修正するときの運用は?」といった内容で、使い方を知りたいというより、実際の仕事でどう活かすかを真剣に考えていらっしゃる印象でした。

ツールが変わっても、本質は変わらない

誰でもデザインを作れる時代だからこそ、情報を整理する力・読みやすいレイアウト・印刷物としての品質管理といった部分の差が、より見えやすくなっていると感じます。

Canvaを脅威ではなく、新しい可能性として活かしていただくヒントをお伝えできていれば嬉しいです。